売れるもの「だけ」が売れる時代に……

とある営業商材の勉強会に参加しました。

確かに良い商品なのですが、
グループのボスから「どんどんテレアポして売りましょうよ」と言われ、ちと困惑。

ここ最近の世間様の傾向として思うのは、
いいよと言って勧められるものに皆さん辟易しているということ。
もう少し言えば、できれば勧めないで欲しい、自分で必要かどうか考えるから、
というスタンスだと思うんですよね。
ゴリ押しの昭和の営業展開じゃ厳しいなと思うんです。

話題にしている商材というのは、
簡易的に先端医療技術によるがんリスク判定が安価に受けられるというもの。
ガンで大事な人をなくしたり、家族が苦しんだ経験がある人なら、
この商品のありがたさがすぐわかるので、別に「営業」しなくても、
きちんと正しい情報伝達さえすればサービスを受けてくれます。
でも、必要性を感じない人には売れないですよね。
病気になった時の恐ろしさや治療費の高さがわからなければ、
今、ちょっとのお金を使うことを惜しむ。

お金の使い方だけは、いつの時代だって守られるべき自由なんです。

任天堂switchが予約争奪戦で並んでも変えない程売れていますが、
必要のない人には全く別次元の話。
普段コンビニ弁当食ってユニクロの服を着て、アイマス(ソシャゲ)に数千万のお金を出すのも自由。
グルメ情報に踊らされて、糞暑い中3000円のカレーを食いに2時間並ぶのも自由。

だから、コンテンツビジネスが淘汰されつつある時代における我々下流クリエイターは、
物の価値や情報を必要な人につなげる媒体になることが
大事なのかなあとは思うのです。
より人が豊かに暮らすための情報伝達を加速させることですよね。
それには消費行動を正確に分析して、求められる情報をどこよりも素早く正確に伝える。
当たり前の話なのですが、お金をかけないで零細企業がそれを行うのは大変なことです。

多くの人は自分に必要な情報収集にそこまで手間をかけていない。
だからSEOを牛耳れるGoogleが天下を取っているわけですから、
やはりお客様見込みの方が手間をかけなくてもいいように、
かと言ってお仕着せではなく、主体的な意思の元、情報を拾われるようにならなければならない。

革新的な方法はないものかなぁ〜なんて、日々なんとなく模索しています。