おそらくAIが恋愛相談に不向きな件

人工知能が騒がれだしたタイミングで、
私は未だ人類が悩み苦しむ「恋愛」について、
適切に相談、アドバイスできる人工知能は有用なのでは? とちょっと考えてました。

まあ、すでにあるんですけどね。

教えてGoo オシエル(https://oshiete.goo.ne.jp/ai

NTTレゾナントさんのサービスです。
まだ途上のものだと思うのですが、
そもそも仕様的に、日本語文章の解析にリソースを注力しており、
恋愛の問題解決というより、日本語質問にAIで応えるという事に主眼をおいた技術なのだなと思った次第です。

企業コンプライアンスというか、初期の仕様面から、
テレビなどの人気人生恋愛コメンテイターのような毒ある面白解答をしないように
(お客様を傷つけたりクレームにならないように)作ってるだろうな、と思ったら、
案の定サンプルは無難な解答。まあ無難というのは凄いことですけどね。

だいたい、多くの場合は、
恋愛の悩みは画期的なアイデアで救われるものではなく、
もう、当人にも解決方法は本当はわかっているんだけど、
行動選択に可視化しにくいメリットデメリットがあり、
その選択行動ができない苦しい状況だと思うのです。

だから、客観的、冷静な分析結果がほしいわけではなくて、
心の内に持っている解答に自信をつけさせたり、後押しをして欲しいわけですよね。

巷で出ている恋愛の悩みに応える占いアプリの仕様を見ればわかります。
ユーザーに生年月日と性別しか尋ねていない事が多い。
これでどうして正確な情報分析やアドバイスができるのでしょう。
霊力でしょうか(^^)
いや、こんなの誤字だらけの三流Web内職ライターの書いた適当テキストです。
いろんな占い師のアドバイスがまずは無料で見れて、適当に恋愛を後押しする結果を無料で出してあげて、
ユーザーは何人かのアドバイスの中で「いいこと言うなあ」と思った先生の有料コンテンツに手を出すんです。
凄いビジネスモデルですよね。でもITコンテンツ業界ではよくあるみたいです。

そもそも、人のアイデンティティの上に立つことを
AIはするべきではないと思うんですよね。
手塚治虫先生のロボット法の心です。

よくAIと恋愛する的な話がありますが、
2次元ゲーム妄想コンテンツの話は置いておいて、

人間の恋愛ですら、虚飾をし、相手を夢見させる(騙す?)訳ですから、
最初から「AIと恋愛しましょう!」と言うより、
相手が人間だと思ったら実はAIだった、のケースの方が、
将来起こりうるかもしれませんね。
(これは悪い使われ方もされそう)

でも、恋愛行動指針を決定させる情報提供はありかもしれませんね。
AIというより統計情報の話になりそうですけど。